桶川市で補助金を使ってお得に外壁塗装
2024/04/12
桶川市で屋根塗装、外壁塗装を主体に活動しております三村塗装です😊
前回のブログでスレート瓦における「縁切り」工法の必要性を説明しましたが、その中で「毛細管現象」について説明します。
抽象的に言えば、細い空間の中を液体が浸透していく物理現象です。水にストローを指すとストロー内部の水面が他の部分よりも高くなっていることを目にしたことがあるのではないでしょうか。
この現象が屋根でも発生する可能性があるのです。屋根材にスレート(コロニアル・カラーベスト)が使われている場合、重なりの部分に狭い空間となっていますから、そこに雨水が吸い上げられる可能性があります。
これには表面張力が関係しています。
細い管や、隙間があると、液体の表面張力が働き毛細管現象が起きるのです。
雨も液体なので、条件が揃えば住宅でも毛細管現象が起こりえます。
スレートの屋根はいくつものスレートを並べて重ねて作られています。
そのため、スレートとスレートの繋ぎ目には必ず隙間ができます。
一般の方がイメージした際に、隙間を塞いでしまったほうが水が侵入できないので雨漏りを防げると思えるでしょう。
しかし、これは逆効果といえます。
それは建物を完全に密閉することはできないからです。
スレートの隙間を塗料で塞いでしまうことによって、さらにもっと細かな隙間ができてしまいます。
このわずかな隙間から、毛細管現象が起きてしまうのです。
毛細管現象によって屋根の内部に吸い上げられた雨水は、隙間を塞がれることによって排出されずに、内部にたまり続けます。
そして雨水は屋根の内部から室内まで漏れてくることになるのです⚠️
ただし、屋根材の下には必ずルーフィングと言う防水シートが貼られていて二次災害を防ぎ、すぐに雨漏りすることありませんが限界がありますので必要な場合には縁切り部材「タスペーサー」を挿入することが長く快適に過ごせる屋根塗装の常識です。
〝どこで頼むかではなく誰が塗るか〟
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